劇場版『AIR』

(この記事ではネタばれはなるべくしないように注意しましたが、
完全にまっさらな状態で見たい方は以下読むのを回避することをお勧めします。)

見てきました。レイトショーの20:20~の回だったんですが、
席が3分の1くらい埋まったくらいでした。初日は凄かったみたいですが
流石に評判聞いて尻込みしている人が多いのかも。
自分はいったいどうなっているのかむしろ見たくなったんですが。
ここはあえて一人で乗り込んで楽しんでこようと周囲に声を掛けずに
見に行くことにしました。

上映館に着いてパンフレットを買おうと売店に行くと、
「飲み物はどれ?」
「商品はこちらになります」
「コップのをくれっていってるんだって」
「250円です」
「いや、空のコップをくれっていってるんだって」
と店員ともめている人が……。全然会話かみ合ってないし。
関わりたくないので用件だけ果たしてさっさと席につきました。
上映作品ならではの光景なんですかね…。

事前に仕入れた情報としては
・原作からは全く離れているということ
・原作の大ファンなら見ないほうがいい
・出崎作品としては楽しめる
といった感じ。

さて、どうなっているのでしょうか。
………。
……。
…。


叫ぶ言葉は見つからないけど叫んでみたくなった作品でした。
「おわりかい!」「いろんな意味でおもしろかった!」を同時に。

『ガンバの冒険』『あしたのジョー』『ベルサイユのばら』と
出崎作品に触れてきた自分にとってはかなり見所満載でした。
そして事前情報すべてがそのとおりだということが判りました。
出崎作品の『劇画』タッチのカットや、白く色が飛んだ光の表現、
リピートするカメラパン。それらが頭に浮かぶ人ならOK。
逆にそれらの表現に全く触れたことのない人は結構な衝撃を
受けたのではないでしょうか。
あれは出崎作品にリアルタイムに触れた30代か、リピートの20代の為の作品。

シナリオは確かに原作からかなり離れていて、キャラクタ達の設定も
異なっています。その為、ファンからはブーイングが出る
(実際冒頭3分で席を立って出て行った人が一人いた)
かもしれませんが、原作があいまいな部分を神尾親子の感動フィナーレで
押し切って纏めている点に対して、切り口を変えて設定を考えてみたんだ
と思って見ると楽しめました。その点の切り替えができたかどうかで
賛否分かれるんだと思います。

というわけでトータルで見て自分的には『OK』でした。
神尾親子の話に期待するならTV版に。
ネタばれは別記事でやることにします。

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    Excerpt: 劇場版『AIR』を嬉々として見に行った自分としては、 同スタッフによる『CLANNAD』も見ないとね、ということで、 東京に遊びに来ていた熱狂的春原CLANNADファンの妹とその ご友人に混ぜて.. Weblog: ふしぎのむらブログ racked: 2007-09-16 17:38